テレビやSNS、本などで前世の記憶を持つ子供を紹介しているのを見た事ありませんか?
でも、その時は海外の子供の話でした。
私も過去に何度か、前世の記憶を持つ子供について相談を受けた事がありますよ。
子供が不思議な発言をする。これって前世の記憶?
ある日突然、全く土地勘がない場所について子供が話し出したり、会話の中で、子どもが知るはずもないような事を知っていたらびっくりしますよね!
子供って想像の話をしてきたり、嘘をつくこともあるので、「また冗談言って〜」と聞き流してしまう方も多いのではないかと思います。
そんな本当か嘘か判断しにくい前世の記憶ですが、実は、子どもが前世の記憶を覚えているのってスピリチュアル界ではよくある話なんです。
前世の記憶がある子供は、言葉が徐々に話せるようになる2歳頃から前世の記憶を話し始めます。
小学生に上がるくらいの年齢(6歳前後)になると、前世の記憶を忘れてくる子が多く、また、テレビや絵本など色々な情報が混ざり、純粋な前世の記憶ではなくなってしまう子がほとんどと言えるでしょう。
子供が話す前世の記憶にはどんなものがある?
前世の記憶の中でよく子供が話すのは以下の3つです。
- 一度も訪れた事のない土地の話
- 親が知らない人の話
- 子供が生まれる前に起こった出来事の話
子供が一度も訪れた事のない土地の話をした時
子供が急に一度も訪れた事のない土地の話をして来たら、その土地は子どもが前世で住んでいた土地である可能性が高いです。
「○○の近くに○○があった」「○○に住んでた時~」「○○でよく遊んでた」など、地名やお店等が具体的出てくる事が特徴です。
国内だけでなく、海外の話をしてくる事もあるんですよ!
子供が自分(親)の知らない人の話をした時
子供が前世の話をしてくる時は、前世の両親や兄弟の話が出てくる事があります。
兄弟はいないのに「お兄ちゃんがいた」「妹はこんな性格だった」と話してきたり、「前のママは~」「前のパパは~」など、実在しない家族の話をしてきた場合、前世の記憶である可能性があります。
親の知らない友達の話をし始めた場合は、ただ単に親が知らないだけであったり、イマジナリーフレンドの可能性も否定できないので、前世の記憶であると断定するのは難しいかもしれません。
子供が生まれる前に起こった出来事を話した時
「昔ここには○○があった」「前に○○でこんな事があった」など、親も知らない情報を子供が話す事があります。
調べてみると本当にその通りのことがあった!なんて時はその子の前世の記憶である可能性が高いです。
「昔黒い犬を飼っていたよね!」など、話した事もないのにその子が産まれる前に飼っていたペットの話をする子もいるんですよ。
前世の記憶を自分の子供が話したら
子供が前世の話をし始めた時にしっかり聞いておく事が大切です。
何故なら、子どもが自ら話してくれた内容が一番正確だから。
こちらから聞いてしまうと、現世で得た情報が混ざったり、自分で前世の記憶を作り出してしまう事もあります。
子供が前世の話を始めたら、「そんな事があったんだね」「お話ししてくれてありがとう」と肯定的な態度でしっかりと聞いてあげましょう。
前世の記憶は1度忘れてしまうと思い出すことはそうありません。
大きくなってから「前に話してくれた○○って…」と聞いても「なにそれ、知らない」と言われてしまうでしょう。
しかし、基本的に前世は誰にでもあるもので、決してお子さんがおかしい訳ではないので安心して下さい。
この子は昔こうだったんだな~と楽しむ気持ちで聞いてあげてくれたらなと思います♪
実話:自分の子供に前世の記憶があった!3つの体験談
私も今までに「子供が不思議な発言をする」と相談を受けたことが何度かあります。
印象に残っている3つのお話をご紹介するので、是非参考にして見て下さい。
台湾に行ったことがあると話す、4歳の男の子
4歳の息子さんとテレビを見ながらお昼ごはんを食べていたSさん。
その時、テレビ番組では海外のおすすめスポットの特集をやっていました。
台湾の市場がテレビに映った瞬間に、息子さんが「僕、ここに行ったことある!!」と興奮ぎみに話し始めてびっくり!
息子さんどころかSさんですら台湾には行ったことがなかったので、「え!?行ったことないよ!」と咄嗟に言ってしまいました。
すると息子さんが「僕はあるの!この近くに大きいタワーが出来たんだよ!お母さんにも今度見せてあげる!」とニコニコしながら答えたんです。
息子さんがあまりにも嬉しそうに話すので、それ以上否定することはせず、「そうなんだ、楽しみ~!」と返して、その会話は終わりました。
気になったSさんがその台湾の市場を調べると、なんと本当に市場の近くに台湾でも有名な高層タワーがあったんです!
息子さんが通っている幼稚園でも台湾の話はしたことがないそうで、外部から台湾の情報を得た可能性も低く、「あれは息子の前世の記憶だったんだな」と思ったというお話でした。
お姉ちゃんとお兄ちゃんがいると話す、3歳の女の子
Yさんには3歳の娘さんがいます。 一人っ子で、親戚にも子供は居ません。
ある時、娘さんが「あれ?ねぇねとにぃにはどこいったんだ?」と急に言い始めました。
Yさんがびっくりして「え!誰の事!?」と聞くと、娘さんは「前にいたじゃん!ねぇねとにぃに」と答えます。
同じ年の子供と遊ぶ機会は良くありましたが、年上の子供と遊んだ事はなく、誰の事を話しているのかさっぱり分かりません。
もしかして家におばけがいるのかも…と怖くなってしまったYさん。
娘さんはなんで分からないの?と不思議そうな顔をして「前のお家にいたねぇねとにぃにだよ!」と続けます。
しかし、Yさんはより混乱してしまいます。
だってYさんは娘さんが産まれてから引っ越しをしたことがなかったのですから。
「それは前世の記憶かも知れないね~」と私が話すと、「それなら良かった!訳が分からなくて怖かったけど、前世の記憶と言われるとしっくりくる」と言っていました。
その後も、娘さんはたまに「前の家」の話をするそうです。
家にあったものや、「ねぇねやにぃに」と遊んだ話など、細部まで話してくれるようで、Yさんも今は楽しんで聞いているようです。
「も~お母さん忘れちゃったの~?」と言われるそうなので、もしかしたら前世でもYさんと娘さんは親子で、一緒に暮らしていたのかもしれないなと思った話でした。
父が昔飼っていた犬の話をする4歳の姪っ子
これは私が実際に体験した話です。
私には、今年6歳になる姪っ子がいます。 私の子供と年齢が近い事から、よく一緒に遊んでいました。
クリスマスが近づいた頃、姪っ子に「クリスマスプレゼント何が欲しい?」と聞くと、「わんちゃん!前にじぃじとばぁばのお家で飼ってたわんちゃんと同じのが良い!」と言われ、「えっ?」となった私。
何故なら、私の知る限り、実家で犬を飼っていた事は無かったのです。
何かと勘違いしているのだと思い、姉に「姪っ子がこんなこと言ってるんだけど~」と話すと、「なんか最近その話をしてくるんだけど、謎なんだよ~」との事。
もしかしてと思い、実家に電話してみると、確かに父が子供の頃に犬を飼っていたそうです。
(※私の実家は、父の実家を両親が引き継いだもの)
しかも、姪っ子が話すわんちゃんと、父が子供の頃に飼っていた犬の外見が一致するんです。
私たち姉妹が知らない事を、まさか姪っ子が知っている事にとても驚き、なんだか感動したことをよく覚えています。
母も「あ~きっと前世の記憶だね~」と言っており、父は「え、犬を知ってるってことは、俺の知ってる人って事だよね…誰だろう…」と一生懸命考えていましたが、真相は謎のままです。
奇跡を目の当たりにし、嬉しい体験となりました。
日本に前世の記憶を研究している大学はある?
残念ながら、日本には表立って前世について研究している大学はないようです。
しかし、日本にも前世について研究している方はいらっしゃいました!
長年、前世の研究をしている米バージニア大学の客員教授も務めた事もあり、中部大学教授でもある大門 正幸さんが日本の前世研究の第一人者であるようです。
私は、実際に前世の記憶を持っている人がいる以上、いずれは解明される日が来るのではないかと思います。
大門さんは本も出版されているようなので、気になる方は是非チェックして見て下さいね♪
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